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金を払えば行ける私立大学に行くなら「中国本科留学」をおススメする理由

皆さんは、海外の4年制大学に入学することに対してどのようなイメージを持っていますか?「学費が高い」、「入学が難しい」、「何を勉強できるの?」、「授業についていける?」…

 

海外の4年制大学に入学する事を想像するとマイナスなイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?

 

実は、海外留学は意外にも簡単で、日本の4年制大学へ入学するよりもずっと学費が安いのです。進路について、日本の大学にしか目を向けていない方には、是非中国留学を知ってほしいです。

 

今日は、わたしが一番お勧めしたい中国留学について紹介します。高校生や社会人の方は、必見です。

 

中国留学は難しいの?

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実は外国人が中国の大学に入学することは、とても簡単です。

 

その大きな理由として試験が無い事です。中国の大学としては外国人留学生はお金になります。そのため書類を揃えてお金を払えば入学完了です。この書類のみの入学を許されているのは、「漢語学科」、「国際学科」と呼ばれる、留学生専門学部です。

 

入学条件は、大学や学部によって異なります。

 

そして、留学生のみの漢語学科は3年で卒業となります。ほとんどの大学が3年制です。

 

HSK

中国語の能力が問われる場合は、HSKと呼ばれる、中国政府が行っている中国語能力検定が必要です。HSKは1級~6級まであり、6級が一番難しいレベルです。多くの大学は、留学生には、HSK3級を入学条件として定めていますが、中国語の能力を求めていない大学も沢山あります。

 

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何を勉強するの?授業は?

留学生用の学科へ入学した場合は、主に「中国語」と「第二言語」を専門的に学びます。そして、中国の文化も学びます。基本は中国語を学ぶと考えていれば大丈夫です。

 

そして、ほとんどの大学が第二言語として「英語」も専門的に学ぶ事ができます。卒業をする頃には、中国語と英語がビジネスレベルに話せる方が大多数です。

 

そして、授業は中国語で行われます。

 

日本語は一切話されません。そのため、現地では嫌でも中国語を勉強する事になります。

 

住む場所は?

中国の大学生は大学内に建設されている寮に住んでいます。これはどの大学もほぼ同じです。そのため中国の大学は本当に広くて大きいです。その中にはもちろん留学生用の寮も建設されています。

 

そのため自分でアパートを探さなくても良いので手間が省けますし、安く済みます。

 

留学生用のアパートは、家具家電付きで、一部屋にシャワーとトイレがあります。洗濯機とキッチンは共同です。寮費には電気代や水道代も含まれており、ウォーターサーバーの水代だけ別で支払う大学がほとんどです。

 

寮は、二人部屋か一人部屋を選択し、それにより、値段が異なります。

 

学費は?

海外生活を始めてから感じた事が、日本の学費は高すぎる事です。本気で恐ろしいですよね…。

 

中国の学費は、どこの大学も年間30万円~40万円です。 年間この学費で中国語が専門的に学べて、英語も専門的に学べるのなら大満足ですよね…。

 

 

 わたしが留学していた、長春市にある「吉林大学」の例を見ると、本科留学生の学費は「約17,000元/年」と、紹介されていました。(1元=16円)

 

※わたしは長春市に留学していましたが、吉林大学ではありません。吉林大学に数名友人がいました。その方達は、本科留学をしていました。

 

入学申請方法は?

入学したい大学に直接メールで連絡を取ります。大学に入学する方法や入学条件はすべて大学のホームページに紹介されています。現在中国の大学のホームページでは、日本語対応している大学がほとんどです。もしくは、英語は100%対応しています。

 

わたしの場合

わたしは短大生の時に、中国の大学に1年間語学留学をしました。わたしは、中国語の先生を自分で訪ねて、その先生に中国の大学で働いている教授を紹介してもらいました。そして、自分でメールでやりとりをして、必要な書類を揃えて国際郵便で郵送したり、メールに添付をしました。

 

自分で留学をしたい場合、とりあえず大学のホームページに行き、メールアドレスが書いてあるので、そこにメールを送ってみて下さい。ホームページが日本語で対応している場合は、日本語で大丈夫です。

 

不安な方はエージェントを使用すると良いでしょう。

 

わたしは、とりあえず何でも自分でやってみる派なので、これを機に自分で試行錯誤するのも良い経験になるでしょう。

 

留学後の進路は?

わたしの友人達は、日本へ帰国し、就職には困らなかったと聞いています。現在は、日本の企業の間で、海外の大学を卒業した学歴を認める企業が多いようです。やはり、中国でしっかり勉強をした学生は、良い企業に就職できます。

 

わたしの友人は、電気メーカーや通信会社に就職をしました。

 

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学費が無駄にならない

有名大学に行く学力も無いしテキトウに大学に行く、中国語学科に行く、英文学科に行く…このような方は是非、中国留学を考えてみて下さい。わたしは語学を学びたい方や勉強したい事が無い学生にとって、日本の大学に行くよりも中国の大学に行く方が圧倒的に良いと考えています。

 

わたしは、中国に行って、本科生の方と出会い、本当に羨ましく感じましたし、高校生の時の自分の進路の選択の視野の狭さを後悔しました。

 

中国留学は、特に語学を勉強する面において、伸びが違います。日本の中国語学科を卒業した方よりも、中国に1年間語学留学をしたわたしの方が圧倒的に中国語を話せます。(※会話力)

 

(ちなみに、わたしは日本人が居ない大学を選び、中国の学生とほぼ毎日一緒に居ました。夏休みは、日本へ帰らず、中国語100%の環境でカフェのアルバイトをしました。その後の土日はカフェのオーナーに見込まれて、さらにローカルな仕事をさせて頂き、中国語の伸びが半端なかったです。)

 

更に学力以外にも良いところが、大企業の管理職の方や中小企業の社長の方と話せるチャンスがある事です。わたしが中国に留学していた際に、トヨタの中国支部を任せられている方と話す機会がありました。19歳のわたしにとっては、オーラの違いに身震いをした記憶があります。そこで、生い立ちや現在までの経緯を聞くことが出来、刺激を受けました。

 

更に、その他の中国に進出している中小企業の社長の方とも話をしたり、交流する機会が有り、本当に嬉しかったです。わたしが、中国人だけの環境で留学をしている事を話すと、とある企業の社長に名前を覚えてもらい、就職に困ったら連絡して来なさいと名刺を貰ったこともありました。

 

19歳の自分はとにかく好奇心旺盛で、元官僚の日本人教師の方や、元ヤマハ本社の開発チームで働いていた方など、日本人で興味のある経歴の方には、片っ端から連絡を取って時間を頂いていました。そのような繋がりで、現役で活躍している会社のトップの方とお話が出来た事もあります。

 

このように、学力以外にも自分の将来に刺激を与えてくれる機会が転がっているのが、中国留学です。あの1年は、わたしにとって本当に宝物です。

 

進路に迷っている方や、何かしら刺激が欲しい方、単純に中国語を学びたい方は、是非中国留学を考えてみて下さい。

 

 

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